強化ガラスが欠けている!
まずは↓の写真を見て下さい!
ガラスががっつり欠けています。
しかもこれフロートガラスではなく強化ガラスです。
強化ガラスとは?
フロート板ガラスを600℃で焼いて急冷したガラスのこと。
加熱と急冷することで内部で圧縮され、荷重や風圧に強くなります。
一度強化ガラスになったらカットなどはできません。
そして最大の特徴は
一点集中でガラス全体が粉々になるということ。
一般的には強化ガラスの厚み1/6を欠損するといつ爆発してもおかしくない状態になります。
つまり
この欠けた状態で放置しておくと、いつ全体が粉々になるかわからない
ということです。
安全重視のオペがスタート
通常、フロートガラスの欠け修復の際は
ダイヤモンドビットでドリル整形して欠けの形を滑らかにしてから
レジン(UV硬化樹脂)を注入、固めた後にブレードでフラットにして
最後に固まったレジンを透明に研磨するという手法ですが、
強化ガラスでもドリル整形することがあります。(かなり危険!)
なぜならドリル整形の有無で最終的な仕上がりが変わってくるからです。
今回はお客様の要望で安全性重視ということでドリル整形はなし。
レジンを注入していきます。
このレジンを入れる作業ですが、簡単そうに見えて実は難しい。
元のガラスの形を復元しなければいけません。
続きは動画をご覧ください!
Glass Academy 代表講師
Glass Doctor 平井宏治の修復の様子を大公開!
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