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強化ガラスの見分け方
ガラス研磨やリペアの際に、フロートガラスと強化ガラスを
事前に見分ける必要がありますが、
パッと見ただけではその違いはまず判りません。
それぞれのガラスには以下の特徴があります。
フロートガラス(板ガラス)
- 割れると鋭利な形状になる
- 表面が硬い
- 風圧や加重に弱い
- 建築全般に最も多く使われている
強化ガラス(安全ガラス)
- 割れると細かい粒子になり安全
- 一点集中で力が加わると全体が割れる
- 表面が軟らかい
- 風圧や加重に強い
どうやって調べるか?
条件は限られてきますが、偏光板というものを使って
調べるのが最も簡単な方法です。
偏光板(へんこうばん、英: polarizing plate[1])とは、
特定方向に偏光、又は偏波した光だけに限って通過させる板である。
光学での「偏光子」の1つである。
偏光板は特定方向に偏波した光以外は遮断してしまい、その背後の光は偏光した光だけで構成される。
最も多く偏光板が使用されているものに液晶ディスプレイがある[2]。
朝日や夕日が水面で反射するギラギラとした光には偏光成分が多く含まれるため、
釣りや船上で使用するメガネなどには、偏光板によってギラツキを抑えたものがある。
また、写真撮影において、レンズフィルターに偏光板を使用する。※Wikipediaより抜粋
この特殊な偏光板というもので強化ガラスの角を挟み込むと・・・
ガラスの角の色が変わりました。
強化ガラスは製造する際に700℃まで加熱した後、急冷しているのですが、
その時の温度のムラによって歪みが生じるようです。
フロートガラスは製造時に加熱などはしませんので、
この歪みが出ないのです。
別の強化ガラスでも試してみます。
角が黒くなっています。
強化ガラスの傷消し動画
強化ガラスの傷の消え方を実験しています。
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