ポリカーボネートの劣化
HONDA NSXなど自動車のリアなどにポリカーボネートが
一部使用されているケースがあります。
ポリカーボネートの表面は紫外線を浴びると変色したり、
傷がつきやすいので、あらかじめUVカット機能つきの
ハードコーティング処理がしてあります。
しかし、摩耗や経年劣化によって、このハードコートの膜が
薄くなったり取れてきたりして効果がなくなってきます。
製造を中止しているパーツは高額取引されており、
劣化したからといって簡単に交換できるものではありません。
診断
- ハードコート層がどれだけ残っているか?
- 透明に戻す工程は?
- どこまで削るか?
- 傷まで取るか?黄ばみだけか?
- 裏面の劣化状況は?
など、磨く前に事前の診断で検証します。
黄ばみを取る
今回は、ハードコートがかなり残っていたので
表面の小傷と黄ばみだけを取り除くことにしました。
作業手順
- 表面の汚れを専用のクリーナー(帯電防止つき)で清掃
- 専用のスクラッチコンパウンドで研磨
- 仕上げ用のポリッシングコンパウンドで研磨
Before
After
↑スッキリ透明になりましたね。
施工動画
まとめ
磨くことで高額な交換費用を抑え、ポリカ窓を再生することができます。
諦める前にご相談ください。
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