ガラスの確認
ガラスの水垢が落ちないという問題を解決していると
たまに遭遇するのがフィルムが貼ってあるケースです。
↑フィルムが貼ってあると知らずに擦って傷がついている
誰も気づいていないケースも
施設側はもとより日常清掃をしている清掃会社さんも
フィルムが貼ってあると気づかずに毎日水垢をゴシゴシ。
フィルムが傷だらけになっている場合があります。
特に部分的に数枚のガラスにだけフィルムが貼ってある
ケースだとなかなか気づかないようです。
なぜなら、あとからフィルムを施工したのではなく、
メーカーからの納品時にすでにフィルム加工
されているからです。しかし・・・
フィルムを見分ける方法とは
ガラスとフィルムとでは表面の硬さが全く違います。
ガラス =鉛筆硬度9H
フィルム=鉛筆硬度2H
つまり、傷つきやすさが全く違います。
ですので、清掃時に気が付いてもおかしくありません。
簡単に確認する方法は、ガラスの端部にカッターで
線を入れると、フィルムが貼ってある場合は
フィルムが切れて線状の傷が入ります。
対してガラスはというと、カッターで少しなぞった
程度では傷は入りません。
もう一つ参考にしてほしいのが、強化ガラスか否かです。
施設などの利用者が裸または裸足で利用する場所には
強化ガラスが使用されていることが多いからです。
なぜなら、万が一ガラスが割れた時に、通常のガラスは
破片でケガをしますが、強化ガラスは細かい粒状になり、
踏んでも安全だからです。
しかし、そんな強化ガラスも一点集中で鋭利なものが
ぶつかるとガラス全体が粉々になって
散らばってしまうので、飛散防止対策としてフィルムが
貼ってある場合があります。
ノーマルガラス➤割れるとキケン➤強化ガラスは割れても安全
➤割れたら粉々に散らばる➤フィルムを貼って飛散防止
上記の理由からメーカー出荷時に強化ガラスとフィルムが
セットになっている場合が多くあるのです。
ガラスの診断が重要!
ガラスの診断をすることで、フィルムの有無はもちろん
ガラスの種類、傷の状態、ウロコの状態などを把握し、
お客様のニーズに合わせて最適な提案をすることができます。
汚れは落とせて当たり前!!
汚れを落としたあといかに長期維持するかが重要です。
- 汚れ防止効果の長期維持(コーティング)
- 美観維持(コーティング)
- メンテナンスコスト削減
- 傷防止(プロテクション)
- 遮熱(コーティングor フィルム)
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