某ネットショップで購入
したアクリルテーブルが傷だらけだった。
今回はそんなご相談です。
ネットショッピングは便利な反面、実物を確認
出来ないのでこういったケースが増えています。
↑新品なのにこの状態。中国のメーカーから送られてきたようです。
仕上げの時の磨き傷が全体についています。
↑溶剤が付着した跡が残っていました。
拡大して診断してみると・・・
↑溶剤がアクリルに浸食してクラック(ヒビ)が入っています。
磨いて綺麗な常態にできるか?
依頼者の方は、ガラステーブルの購入も検討したようですが、
小さいお子さんのために割れない安全なアクリルを選択しました。
しかし、この傷は綺麗になるのか?
研磨してみます
一度ラボに持ち帰り、テスト的に研磨をしてみます。
↑細かい凹凸や、表面内部に入ったゴミ・埃など磨くと粗が目立ちます。
↑左半分だけ研磨して、右半分は未施工。
表面の凹凸や、ゴミなどは綺麗になくなりました。
中国製のアクリルはとても軟らかく、ペーパーで
どんどん削れていってしまいます。
さらに透明に仕上げます
↑ライトの反射で表面の滑らかさがわかります。
研磨で終わり・・・?
もちろん磨いて綺麗になりますが、果たしてそれだけで良いのか。
テーブルとして使用しているうちに、すぐに傷がつきますよね?
そこで、傷防止対策のプロテクションフィルムです。
万が一傷がついても、ドライヤーなどで熱を掛けると
傷が埋まり自己修復するという優れもの。
リニューアル&リノベーションです。
最後に
今回のアクリルテーブルは、溶接の跡がハッキリ出ていて、
歪みもキツイ状態でした。しかも、、
フィルムを貼って気づきましたが、
寸法がバラバラ。。。。
ネット購入の際は、十分気をつけてくださいね。
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