Glassアカデミー 公式ブログ

新築現場での強化ガラスのリペア

強化ガラスのリペア

強化ガラスといえば鋭利なもので一点集中すると
ガラス全体が粉々になってしまいます。

それでもリペアは可能なのか・・・?

↑溶接痕といって、溶接の火花が飛び散って
ガラスを高温で溶かしてしまった跡です。

溶接痕が1か所というケースはまれで、ほとんどが
20~50か所。多いケースで100か所以上の溶接痕が
あった現場もあります。

溶接痕もアート!?

溶接痕にも色々な形状があり、拡大して診断すると
見え方や形状にも色々あることがわかります。

まずはじめに

溶接痕の凹みを滑らかにするために、ドリルを使って
整形していきます。

この作業の時が一番緊張します。

間違って掘りすぎると『爆発』します。

強化ガラスはガラスの厚みの3分の1を失うと
「いつ爆発するかわからない状態」です。

まわりに傷をつけないように傷口を目視で確認しながら
少しずつ慎重に整形していく必要があります。

特殊な樹脂を注入

整形が終わったら、凹みに樹脂を注入します。

この時も空気(気泡)が入ると仕上がりが
キラキラして目立ってしまうので、テクニックが必要です。

UV(紫外線)で硬化

樹脂は紫外線硬化型というものを使用しているので、
UVランプを照射して固めていきます。

多く盛りすぎた樹脂はカチカチに固まる為に
後から削る作業が大変です。

削って段差がないフラットな状態にしたら、
最後に樹脂を透明に研磨します。

作業動画

 

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