Glassアカデミー 公式ブログ

マンホールが滑りやすい問題を解決する滑り止め施工

マンホールの滑りやすいのはいつから?

番組内では最近マンホールが滑りやすいというスタートでしたが、

実は何十年もずーっと前から滑りやすい問題はあります。

↑実際にはマンホールではなく汚水桝です。
※簡単に言うとマンホールは人が入れるサイズのもの。

防滑の基準は?

CSR測定(滑り抵抗係数)0.4以上

滑り抵抗値BPN(British Pendulum Number)=40以上

などいろいろな測定方法や基準がありますが、

統一されていません。

結局ひとつの目安にすぎず、滑るものは滑る。ということ。

番組内で紹介された工法は

ロジングリップという松ヤニでからできた素材で
滑りにくくしました。

まずは清掃から。汚れなどを研磨で除去します。

次にバーナーでマンホールが150℃になるまで熱します。

この時、フタを少し開けているのは内部のガスに引火して
爆発する危険性を避けるためです。

カットしたロジングリップを熱したマンホールに乗せます。

150℃に達していない状態で載せると密着力が低くなり、
剥がれの原因となります。

さらにここからまた150℃になるまで熱します。

これでマンホールと防滑剤が一体化します。

↑本来、雨の日は絶対に施工しません。
が、この日は撮影スケジュールの都合で強行しました。

撮影の舞台裏は動画でご覧ください。

マンホールの防滑施工動画(おまけつき)

 

 

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