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キーポイントは開口部の窓
一般家庭やオフィスの暑さ対策、省エネ節電対策に
最も重要なのは「窓ガラス」です。
開口部の窓から入る熱は全体の約71%と
とても重要なことがわかります。
冬場は48%の熱が室内から逃げていくので、
それだけ、熱が出たり、入ったりするのが窓です。
おもな暑さ対策は・・・
- ホームセンターで売っているDIYタイプのフィルム
- プロ用の高透明 赤外線遮蔽フィルム
- よしず、すだれ
- 打ち水
- 窓ガラス用の遮熱塗料(コーティング)
様々な商品・対策がある中で、最も効果が高いのが、
「赤外線遮蔽フィルム」と「遮熱コーティング」です。
「貼る」「塗る」の違いこそありますが、
どちらの商品も遮熱の効果は高いです。
紫外線は約99%カット
赤外線は40%~50%ほどカット
透明度は約80%前後
遮熱フィルムの特徴
- 貼るタイプ
- 施工中に臭いが出ない
- 高い湿度の環境でも貼れる
- 表面の鉛筆硬度H~2H
- 耐久性は5年~7年
- 劣化すると剥がれや気泡が出る
遮熱コーティングの特徴
- 塗るタイプ
- 施工中に臭いが出る
- 高い湿度の環境では塗れない
- 表面の鉛筆硬度4H
- 耐久性は10年~15年
- 劣化しても変化なし
気になる節電効果は・・・?
エアコンの設定温度を1℃上げると10%の省エネになる
と言われていますが、
このフィルムやコーティングをすることで
窓際の直遮熱が最大5℃~10℃下げることができ、
室内全体の温度を2~3℃下げることが出来ます。
よって、空調の設定温度を2~3℃上げても
快適に過ごせるようになり、20~30%の節電効果が得られます。
コーティングはどれがいい?選び方は?
様々なメーカーや施工店が遮熱のコーティングを販売して
いますが、どれが良いのかわからない方も多いと思います。
◆コーティング選びのポイント
赤外線のカット率⇒
専門的には可視光に近い領域の赤外線
(900nm前後の波長)を多くカットするものが
熱を多くカットする商品ということになります。
なぜなら人が暑いと感じる波長がこの領域だからです。
赤外線といっても1500nm(ナノメートル)
以上の波長を90%以上カットしても遮熱効果は
得られません。
赤外線90%以上カット!という文言に騙されないように
気をつけましょう。
紫外線カット率⇒
紫外線は99%以上カットして当たり前です。
逆に70%~90%カットのものは、施工しても
あまり意味がありません。
可視光透過率⇒
透明度を表す数値で、普通のガラスが約90%前後の
可視光透過率で、自動車のフロントガラスで70%です。
一般的には70%以上あれば、人の目には透明に見えます。
コーティングの場合、窓ガラスに直接塗るので、
液剤の分量や、職人さんの腕でコーティングの膜厚が
変わってきてしまいます。ですので、
カタログ上の数値と、実際施工した窓とで異なる場合があります。
その際は、下の写真のような測定する機械を
もつ会社かどうかが判断基準となります。
↑ガラスを挟み込んで各数値を測定する機器
高透明タイプのコーティング
「省エネガラスコートSP」
透明度はガラスとほとんど同じ87%
紫外線カットは99%以上
最高遮熱性能タイプのコーティング
「省エネガラスコートH-SCタイプ」
赤外線カット率(950nm)は業界最高の95.7%
紫外線カットは99%以上
忘れてはならないのが・・・
一般家庭の賃貸物件や、テナントオフィスで
もし、引っ越すことになった時に、
簡単に剥がすことが出来るのかも重要なポイントです。
高い耐久性と同時に、剥離が簡単かどうかというのも
コーティングを選ぶ際に気をつけて下さい。
省エネガラスコートSP
施工動画はコチラ!!
剥離作業の動画はコチラ!!
窓ガラスの暑さにかんするお悩みはこちらまでお問合せ下さい。
HI-LINE22株式会社(Glass Renewal Service)
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