黒御影石の研磨

石の業界で最も難しいとされているのが黒御影です。

石材は表面の劣化や傷の他に、酸やアルカリが浸食して
シミになるケースも多くあります。

↑左半分に大きなシミが出来ています。原因はわかりませんが、
表面を擦っても落ちません。

洗剤や薬品で落ちない汚れは物理的に研磨するしかありませんが、

黒御影石を研磨できる業者はあまりありません。

なぜなら黒御影石は表面が硬く、削るのにも時間がかかり、
光の当たり方で磨き跡が残ってしまうリスクも非常に高いため、
艶のある黒色に戻すのが難しいからです。

研磨で深いところまで削って仕上げていきます。

かなり深く削ります

＃500番相当で削り、綺麗な目を作りながら

＃800～＃1500～＃3000と番手を上げていきます。

仕上がり

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