Glassアカデミー 公式ブログ

ヘッドライトが黄ばむ原因とは

ヘッドライトの素材は?

ご存知の方も多いかと思いますが、ヘッドライトは
ポリカーボネートという樹脂でできています。

大昔はガラスでしたが、割れる可能性があることや、
車の軽量化に伴い樹脂にシフトしていきました。

ポリカーボネートとは

ガラスよりも軽く、衝撃に強い、好きな形状にデザインできる
万能なポリカーボネートですが、弱点が2つあります。

それは、

「表面が軟らかく傷つきやすい」

「紫外線などで劣化する」

という点です。

新車のヘッドライトの状態

新車のヘッドライトは表面にハードコート層というものがあり、
ポリカーボネートを傷や劣化から守ってくれています。

しかし、徐々にこのハードコート層が剥がれてきます。

ハードコート層自体が劣化したり、傷が入ったりすると
黄色く見えたり、曇って見えたりします。

黄ばみを取るのは簡単

一時的に黄ばみを透明に戻すことは簡単です。

表面を研磨剤や溶剤で擦ればすぐにきれいになります。

しかし、ハードコート層が劣化して剥がれていると
すぐに黄ばみが戻ります。

根本的な解決方法とは

ハードコート層を一度剥がして、再コーティングすることで
何年も黄ばんだりしないヘッドライトを作ることが出来ます。

↑片目だけハードコート層を研磨で剥がして再コーティング

 

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